いっせーので、親指を立てるゲームを再現「点滅対決」公開
こんばんは。えいたです。
「小学生の頃、物事を決めるときはどうする?」
僕はじゃんけんが定番、親指を立てるゲームも定番でした。
「いっせーので」の掛け声から、親指を立てた数を当てるゲームです。
掛け声は地方で異なり、いっせーのせ(関東)、いっせーので(関西)らしい。
ゲーム制作中は小学生の頃について、期待値無視を実感しました。
期待値無視
親指ゲーム、4人で対決した場合を想定しました。
「いっせーので、0」
期待値が低い選択、無邪気なあの頃が懐かしい・・・。
自分は親指を立てない時、ヒット数は0~6です。
相手は4種類のパターンがあり、下記が考えられます。
- 親指を立てない
- 右の親指を立てる
- 左の親指を立てる
- 両方の親指を立てる
0,6:1/64(1.56%)
1,5:6/64(9.38%)
2,4:15/64(23.44%)
3:20/64(31.25%)
しかし、指の独立は非現実的 → ヒット数の方が現実的です。
相手は3種類のパターンがあり、下記が考えられます。
- ヒット数:0
- ヒット数:1
- ヒット数:2
・ヒット数の期待値
0,6:1/27(3.7%)
1,5:3/27(11.11%)
2,4:6/27(22.22%)
3:7/27(25.93%)
後者の方が期待値の変動は小さいけど、中央値有利は一致しています。
「点滅対決」で遊ぶ
「点滅対決」について
ルール
親指ゲームと同様ですが、対象を「親指 → 信号」に変更しました。
左側:信号が消灯(ヒット:0)、右側:信号が点灯(ヒット:1)
4人対戦、CPU3人とヒット数の予想を繰り返します。
勝利:先に予想を2回当てる
画面構成
開始前画面です。
NEXTボタン:ゲームを開始します
ゲーム画面です。
RETRYボタン:開始前画面に戻ります
0~8ボタン:ヒット数を予想します
赤信号ボタン(2個):信号を点灯/消灯します
NEXTボタン:判定をします
NEXTボタン:順序がCPUの時は、進めます
操作方法
- 2個の信号を点灯/消灯(親指を立てる)
- 0~8を決定(ヒット数を予想)
- NEXTボタンを押す(いっせーので)
順序は固定:ユーザ → CPU1 → CPU2 → CPU3
予想が1回正解した場合、信号は1個に減少します。
攻略のヒント
ゲームに人間の心理反映は難しく、CPUはロジック通りに動作します。
なんとなく、全員が指を立てない雰囲気
高速で掛け声を言う、指を立てる前に「0」で正解を狙う
- CPUは指を立てる(50%)、指を立てない(50%)
- CPUのヒット数選択は、指が独立している時の期待値
ユーザが期待値通りにヒット数を選択しない場合、CPUの方が勝率は高い!
さいごに
ユーザが先手のため、中央値選択で1位の確立が高い!
「中央値を選択するだけ → ゲームとして成立している?」
疑問に感じつつ、公開はユーザのルール習得も目的にしています。
他のゲームも遊んで下さいね。