IT技術者がオセロゲームを制作できない、日本は大丈夫?
2018/05/26
こんばんは。えいたです。
IT業界は人手不足、未経験者を歓迎致します。
「入社後にOJTで経験を積めば、一人前のIT技術者?」
IT技術者の範囲は広く、プログラムをする必要ありません。
実例として、僕は「設計 → 運用」の道を歩んできました。
- 設計:ソフトの設計図を記述
- 運用:ソフトを用いて、異常を検知
でも、プログラムの知識ゼロは恥ずかしい?
IT技術者として、最低限習得するべき技術があるはず!
世間的には「基本情報技術者」を取得すれば、最低限のIT知識が証明される?
僕も取得済みですが、参考書のみで合格可能!プログラムは無関係です。
そういえば、僕が通っていた大学では・・・毎年オセロ大会を開催していました。
オセロ大会
知名度が高いゲーム、1度も経験がない人は珍しい?
オセロ:相手の石を挟む → 石の個数を競う
「大学内でオセロのNo.1は誰だ!」
学生がオセロの腕を競い合い、切磋琢磨していました。
でも、通常のルールと異なります。
ヒント:僕とあなたが勝負すれば、大半の人は不戦敗と思います。
言い方を変えれば、大半の人は勝負の舞台に立てません。
ルール:オセロのプログラムを組み、AIを制作
AI同士が対決、人はプログラムの指示通りに石を置くだけ。
情報系大学の取り組みとして、プログラムの優劣を競っていました。
オセロゲームの制作
大学のオセロ大会では、AI部分に特化!
制作難易度の高い箇所は、AI(CPUのロジック)のみ。
よって、ユーザーインターフェイスの制作は自由です。
綺麗な画像等は評価の対象外、ロジックが正義でした。
しかし、実際のオセロゲームにユーザーインターフェイスは必須です。
- キーボードでマス目を入力 → 結果を文字で表示
- マウスでマス目を入力 → 結果をマス目に表示
前者はAI検証用であり、ゲームとして成立しません。
オセロゲームは「画面制作・AI処理」について、最低限の知識を学習できます。
日本とIT技術者
プログラマーは給料が安い、キャリアアップしなければ・・・
プログラマー → システムエンジニア → プロジェクトマネージャー
「プログラムなんて、外注の仕事。プロパーは外注管理で高給取り。」
日本のIT企業は、コミュニケーション能力の方が重要視されます。
プログラムは理解不能、上司のご機嫌取りで昇進!
なんちゃってIT技術者量産中、今日も社内政治を頑張ります。
さいごに
「オセロゲームを制作できない人が、IT技術者を名乗らないで!」
世の中には、様々な技術者がいます。しかし、IT技術者は定義が曖昧。
IT企業に入社すれば、能力に関係なくIT技術者?
プログラムを記述できないIT技術者なんて、無免許医師と同様です。
IT技術者は免許がないから、逮捕されないだけ。
ぬるま湯は、定年まで逃げ切りが可能だから。
僕は「自分自身をIT技術者」と証明するため、オセロゲームを制作します。
追記:「オセロ」の制作が完了しました。